④失くし物が多い

彼氏彼女とか結婚がどうとかお金とかそういう次元ではなくて、雲と雲の隙間に意識を飛ばす数秒だけ爪の先に触れてくれたらわたしは一生よりも長く手を繋いでいられるっていう恋で、空とか月とか天国とか宇宙について考えながらなんとなく言葉を羅列してくれたらわたしは毎日息をしたり眠ったりできるっていう恋で、どこにも無いけどわたしが持ってるよ これ恋って言わないか。

知らないふりして大事に隠し持ってる自分がいちばん狡いっていう嬉しさもちゃんとある